Fedora CORE 2 で、サーバアプリケーションをいろいろ動かしていましたが、だいぶ使うアプリケーションが決まってきたので、安定した BSD 系の OS に移行してみようかなと、NetBSD を試しにインストールしてみました。
BSD 系の OS は、FreeBSD(98) 以来なので全く持ってよく分かっていませんが、備忘録をかねてメモしておきます。 ほぼ、ド キュメント通りです。
全然分かっていないので、まさに適当メモですのでお気をつけ下さい。。
NetBSD-release-2-0 を ISO イメージからインストールを行いました。
ftp://ftp.jp.netbsd.org/pub/NetBSD/iso/2.0/i386cd.iso
この CD イメージをブートし、適切に質問に答えるとインストールが完了します。(特に難しいことはなかったので省きます)
タイムゾーンが標準日時になっているので、これを日本に設定しまし た。
:: タイムゾーンをずらす
# gdb --write /netbsd(gdb) set rtc_offset=-540 (-540は日本)(gdb) quit:: 再起動:: 確認
# sysctl kern.rtc_offsetkern.rtc_offset = -540 (表示されればOK)
# date [[[[[cc]yy]mm]dd]hh]mm:: うまくあっているか確認
# date
なぜか、gdb がコアダンプしましたが、大丈夫でした。
初期状態は キーボードが 101 キー設定になっているので、これを日本語キーボードに変更しました。
:: ja_JP キーボードにする
wsconsctl -k -w encoding=jp
(101キー "=" は "^" を押すとでる)
:: 設定を書き込む
# vi /etc/wscons.confencoding jp
このコンピュータのホスト名を設定します。
# vi /etc/rc.confhostname=localhost.localdomain
通常ユーザの追加。
# groupadd bsduser:: "wheel" グループへ (スーパーユーザーのグループ)
# useradd -G wheel -g bsduser -m -s /bin/csh maple4estry:: パスワード設定
# passwd maple4estry
ネットワークに参加する設定。
:: DHCP からもらう設定(とりあえず)
# vi /etc/rc.confdhclient=yes:: ホスト名を hosts に書いておく (ないと sup が動かなかった)
# vi /etc/hosts127.0.0.1 localhost.localdomain:: 確認
#ifconfig pcn0
ソースからアプリケーションを自動インストールしてくれる、便利な pkgsrc システムのセットアップ。
# mkdir /etc/supfiles /usr/sup
# cp /usr/share/examples/supfiles/sup.jp.netbsd.org /etc/supfiles/coll.list
# vi /etc/supfiles/coll.list:: current release=pkgsrc で始まる 2 行を除き、 :: すべての行をコメントアウト:: ネットワークからパッケージ情報取得 (かなり時間がかかる)
# sup -s -v
これは何だろう? バイナリパッケージだろうか?(未確認)
ftp://ftp.netbsd.org/pub/NetBSD/iso/2.0/i386pkg.iso
pkgsrc を使おうとすると、古いぞ、と言われるのでアップデート。
# cd /usr/pkgsrc/pkgtools/pkg_install
# /usr/bin/make clean# /usr/bin/make install
入っているパッケージの脆弱性をネットワークごしに確認して報告してくれる audit-packages のインストール。(これを使ってみたかった)
# cd /usr/pkgsrc/security/audit-packages
# make fetch-list | sh
# make
# make install
# make clean CLEANDEPENDS=YES:: 脆弱性ファイルダウンロード
# download-vulnerability-list;:: 実際にチェック
# audit-packages
入っているパッケージが最新かどうかを確認してくれる、 lintpkgsrc のインストール。
# cd /usr/pkgsrc/pkgtools/pkglint
# make fetch-list | sh
# make
# make install
# make clean CLEANDEPENDS=YES:: 実際にチェック
# lintpkgsrc -i
パッケージ系コマンドのメモです。。
:: /usr/pkgsrc/distfiles に tar が保存される
:: 現在インストールされているパッケージ名取得
# pkg_info -a:: バイナリパッケージインストール:: ftp://ftp.jp.netbsd.org/pub/NetBSD/packages/2.0/i386/
# pkg_add [FTPサーバパス]/[パッケージ名].tgz
SSH 接続するための設定。
# vi /etc/rc.confsshd=yes
csh の設定です。
# vi .chsrcsetenv LANG ja_JP.EUCstty erase ^Hset filec
メモです。。
:: プロセス表示 ps -ef じゃない
# ps -ax | more:: 起動ファイルはここ
# vi /etc/rc.conf
# vi /etc/defaluts/rc.conf:: CDROM マウント法
# dmesg | grep ^cd
# mkdir /cdrom
# mount -t cd9660 -o ro /dev/cd0a /mnt/cdrom
# vi /etc/fstab/dev/cd0a /cdrom cd9660 ro,noauto 0 0
# mount /mnt/cdrom
# umount /mnt/cdrom
# eject cd0
標準インストールで、必要最小限しかはいらないので非常に見通しがよくていい感じです。パッケージも /usr/pkg/ ディレクトリに全てはいるので分かりやすいですね。
継続でいろいろがんばってみます。